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合格しました
見事合格しました!
●コンクリート主任技士 → 合格率13.7%
久世 英二 計1名
今後とも皆様に、「品質の良いコンクリート」を提供してまいりますので、何卒、宜しくお願い致します。
2017.03.07
こころ温まるエッセイ -サービスを超える瞬間-
こんにちは^^
今回はお久しぶりのエッセイをご紹介したいと思います。
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リッツ・カールトン・ボストンでのお話です。
リッツ・カールトンで結婚式を挙げたご夫婦が、結婚20周年の記念にご宿泊をされました。
お二人がチェックインをすませてエレベーターに乗ろうとしたとき、家で留守番をしている12歳の娘さんと家政婦さんから緊急の電話がかかってきました。
なんと家の周りでピストンをかまえた覆面の二人組みの男が暴れているというのです。
家政婦さんが警察を呼んだので二人組みは逃走しましたが、娘さんも家政婦さんもおびえきっています。お客様はすぐに宿泊をキャンセルされ、自宅へと飛んで帰られました。
家では娘さんがまだ震えていましたが、警察から「今回は悪質ないたずらで、再び現れる心配はないだろう」と説明を受けて、ようやく平静を取り戻したそうです。
ところが、今度は夫婦の大切な記念日が心ない男たちによって台無しにされたことが急に悲しくなってきました。
ふたりの20周年のお祝いだったのに、なんてついてなかったのだろう…。ご夫婦ががっくりと肩を落としていたそのときです。
家の前に一台の車が停まり、手に荷物を抱えた運転手が近づいてきました。
「ホテルからのお届け物です。」
お客様が荷物を受け取って中を確かめると、そこにはシャンパンとグラスがふたつ、焼きたてのクッキーの箱、バスローブが二枚入っていました。一緒に入っていたカードには、こう書かれていました。
「結婚20周年おめでとうございます。おふたりの力になればと思いお祝いをお届けします。リッツ・カールトン・ボストン スタッフ一同より」
出典「リッツカールトン・ボストン スタッフ一同より」
2017.03.01